食物性ケルセチンの摂取は、トレーニングをしていない男性の運動能力を向上しない
Dietary quercetin supplementation is not ergogenic in untrained men
- 著作名:
- Kirk J. Cureton
- Phillip D. Tomporowski
- Arpit Singhal
- Jeffrey D. Pasley
- Kevin A. Bigelman
- Kathleen Lambourne
- Jennifer L. Trilk
- Kevin K. McCully
- Maurice J. Arnaud
- Qun Zhao
- 出典:
- Journal of Applied Physiology
- 2009
- 107
- 1095-1104
- DOI:
- 10.1152/japplphysiol.00234.2009
- 要旨:
- トレーニングをしていない男性健常者30名を対象とする、ケルセチンの摂取が運動能力に与える影響を検証した、臨床研究。無作為化二重盲検で実施した。被験者を2群に分け、片方はケルセチン1000 mg/dayを摂取し、残りはプラセボを摂取した。摂取期間は7日間であり、クロスオーバーであるがウォッシュアウト期間に関する記載はない。評価項目(最高酸素摂取量・クレアチンリン酸の回復時間・サイクリングにおける出力)全てで、両群ともにベースラインからの変化を認めなかった。