男子バドミントン選手の運動能力・筋損傷・体筋肉における、8週間のケルセチン摂取の効果
Effect of eight weeks of quercetin supplementation on exercise performance, muscle damage and body muscle in male badminton players
- 著作名:
- Pooya Daneshvar
- Mitra Hariri
- Reza Ghiasvand
- Gholamreza Askari
- Leila Darvishi
- Nafiseh Shokri Mashhadi
- Hossein Khosravi‑boroujeni
- 出典:
- International Journal of Preventive Medicine
- 2013
- 4 (Supplement Issue 1)
- S53-S57
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 男性バドミントン選手26名を対象とする、ケルセチンの摂取が運動能力と筋肉の状態に与える影響を検証した、臨床研究。無作為化二重盲検で実施した。被験者をランダムに2群に分け、14名はケルセチン1000 mg/dayを摂取し、残る12名はプラセボを摂取した。摂取期間は8週間とした。ケルセチン群の運動の持続時間がベースラインと比べて顕著に延長したが(P<0.05)、プラセボ群では変化しなかった(P>0.05)。最大酸素摂取量と体筋肉率は、両群ともにベースラインからの変化を認めなかった。筋損傷の指標である血中乳酸値はベースラインから顕著に減少したが(P<0.05)、両群で同等に減少しており、ケルセチン摂取の効果ではない。