ケルセチンとビタミンCの摂取: 男性アスリートの脂質プロファイルと筋損傷への影響
Quercetin and Vitamin C Supplementation: Effects on Lipid Profile and Muscle Damage in Male Athletes
- 著作名:
- Gholamreza Askari
- Maryam Hajishafiee
- Reza Ghiasvand
- Mitra Hariri
- Leila Darvishi
- Shekoofeh Ghassemi
- Bijan Iraj
- Volga Hovsepian
- 出典:
- International Journal of Preventive Medicine
- 2013
- 4 (Supplement Issue 1)
- S58-S62
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 男性アスリート60名を対象とする、ケルセチンとビタミンCの摂取が脂質プロファイルと筋損傷に与える影響を検証した、臨床研究。無作為化二重盲検で実施した。被験者を4群に分け、以下の介入を行った。1) ケルセチン500 mg/dayとビタミンC 200 mg/dayの摂取、2) ケルセチン500 mg/dayとプラセボ200 mg/dayの摂取、3) プラセボ500 mg/dayとビタミンC 200 mg/dayの摂取、4) プラセボ700 mg/dayの摂取。なお、各群の人数に記載はなく、摂取期間は8週間である。筋損傷の指標である血中の乳酸脱水素酵素の濃度は、1)がベースラインから顕著に減少し(P=0.048)、かつ他群と比べて有意であった(P=0.035)。一方、HDL値は全ての群にて、ベースラインからの変化を認めなかった。