ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチン摂取がアスリートの体組成・運動能力・筋損傷に与える影響

The Effects of Quercetin Supplementation on Body Composition, Exercise Performance and Muscle Damage Indices in Athletes

要旨:
男性アスリート60名を対象とする、ケルセチンとビタミンCの摂取が脂質プロファイルと筋損傷に与える影響を検証した、臨床研究。無作為化二重盲検で実施した。被験者を4群に分け、以下の介入を行った。1) ケルセチン500 mg/dayとビタミンC 250 mg/dayの摂取、2) ケルセチン500 mg/dayとプラセボ250 mg/dayの摂取、3) プラセボ500 mg/dayとビタミンC 250 mg/dayの摂取、4) プラセボ750 mg/dayの摂取。なお、各群の人数に記載はなく、摂取期間は8週間である。最大酸素摂取量は1)および3)にて、ベースラインから顕著に増大した(P<0.05)。基礎代謝率と総エネルギー消費量は1)にて改善が見られた(P<0.05)。