ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソラムネチンはPi3k/Aktシグナル伝達経路を活性化して、卵母細胞の成熟を改善する

Isorhamnetin Improves Oocyte Maturation by Activating the Pi3k/Akt Signaling Pathway

要旨:
イソラムネチンの存在下(5~30 μM)で、卵母細胞を培養した。10 μMのイソラムネチン濃度にて、卵母細胞の熟成が最大化した。同時にイソラムネチンは、細胞内の活性酸素種を減少し、SODの発現は促進して抗酸化作用を発揮した。イソラムネチンはまた、卵母細胞におけるアポトーシスと小胞体ストレスを抑制した。根底にあるメカニズムとして、PI3K/Aktシグナル伝達の活性化を提唱した。