ケルセチンの摂取が炎症および酸化ストレスのマーカーに与える影響
The effect of quercetin supplementation on selected markers of inflammation and oxidative stress
- 出典:
- Journal of Research in Medical Sciences
- 2012
- 17
- 637-641
- DOI:
- ?
- 要旨:
- 体育学部の男性学生60名を対象とする、ケルセチンとビタミンCの摂取が炎症と酸化ストレスに与える影響を検証した、臨床研究。無作為化二重盲検で実施した。被験者を15名ずつ4群に分け、以下の介入を行った。1) ケルセチン500 mg/dayとビタミンC 250 mg/dayの摂取、2) ケルセチン500 mg/dayの単独摂取、3) ビタミンC 250 mg/dayの単独摂取、4) プラセボの摂取。なお、摂取期間は8週間である。1)における、血中のC反応性蛋白質・IL-6・F2イソプラスタンが、ベースラインから顕著に減少した(P=0.098, 0.049, 0.074)。なお、群間有意差に関する記載はない。