腫瘍学におけるケルセチン: 治療効果が有望な植物化学物質
Quercetin in Oncology: A Phytochemical with Immense Therapeutic Potential
- 出典:
- Current Drug Targets
- 2024
- 25
- 740-751
- DOI:
- 10.2174/0113894501292466240627050638
- 要旨:
- ケルセチンの抗癌作用に関する総説。血管新生の阻害・転移の阻害・増殖の阻害に章分けして、ケルセチンの作用メカニズムを論じる。後半ではナノ技術を取上げ、ケルセチンの水溶性やバイオアベイラビリティの向上が抗癌作用へ寄与した実例を示す。