リウマチ性疾患におけるケルセチンの摂取: 臨床研究のスコーピングレビュー
Quercetin supplementation in rheumatological diseases: a scoping review
- 出典:
- Beyond Rheumatology
- 2024
- 6
- e533
- DOI:
- 10.53238/br_20247_533
- 要旨:
- 各種データベースの検索して得た、リウマチ性疾患におけるケルセチンの臨床研究の論文6件をスコーピングレビューした。リウマチ性疾患の内訳は、関節リウマチが3件、変形性関節症が2件、痛風および高尿酸血症が1件である。1日当たりのケルセチンの摂取量は、45~2,000 mgであった。6件の論文の内5件が、肯定的な結果を報告している。ケルセチンが改善効果を示した内容は、痛み・朝のこわばり・関節スコア・尿酸値・炎症マーカーが挙げられる。