エルゴチオネインとケルセチンが体外受精した胚の発育に及ぼす影響
Effect of Ergothioneine and Quercetin Additions in to the In Vitro Embriyo Development
- 著作名:
- Mustafa Bodu
- Ali Erdem Ozturk
- Murat Elcin
- Yunus Emre Atay
- Salih Narlicay
- Mehmet Bozkurt Ataman
- Mustafa Numan Bucak
- 出典:
- Eurasian Journal of Veterinary Sciences
- 2024
- 40
- 58-65
- DOI:
- 10.15312/EurasianJVetSci.2024.426
- 要旨:
- ウシの卵丘-卵母細胞複合体を培養し、熟成した後に体外受精を行った。前核胚を3群に分け、対照群・ エルゴチオネイン処置群・ケルセチン処置群とした。 6日目における桑実胚の発生率は、対照群: 25.20±5.25%、エルゴチオネイン群: 32.26±6.26%、ケルセチン群: 1.47±1.47%であった。8日目における胚盤胞の形成率は、対照群: 6.43±2.09%、エルゴチオネイン群: 17.96±4.13%、ケルセチン群: 0%であった。よって、体外受精した胚の発育をエルゴチオネインは促進し、ケルセチンは阻害した。