皮膚疾患の予防と治療におけるケルセチンの役割
The Role of Quercetin as a Plant-Derived Bioactive Agent in Preventive Medicine and Treatment in Skin Disorders
- 出典:
- Molecules
- 2024
- 29
- 3206
- DOI:
- 10.3390/molecules29133206
- 要旨:
- 皮膚疾患およびスキンケア領域におけるケルセチンの効果をまとめた総説。まず、イントロ代わりに主な果物と野菜中のケルセチン含量を一覧表にした。本論では、アンチエージングおよびUV保護・メラニン抑制作用・創傷治癒および皮膚刺激の低減・酸化ストレスおよび炎症の抑制に章分けしてケルセチンの作用機序を論じる。ケルセチンのバイオアベイラビリティと安全性にも言及する。