ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンを担持し、アルギン酸で封をしたβ-グルカン粒子の薬物送達システムにて、前立腺癌に対抗する

Quercetin loaded and alginate sealed β-Glucan particles based drug delivery system against Prostate Cancer

著作名:
Rashmi Trivedi
Tarun Kumar Upadhyay
出典:
African Journal of Biological Sciences
2024
6, Issue 5
10074-10092
DOI:
10.48047/AFJBS.6.5.2024. 10074-10092
キーワード:
前立腺癌
DU145
β-グルカン粒子
ケルセチン
アルギン酸
アポトーシス
要旨:
ヒト由来前立腺癌細胞DU145に対するIC50値は、酵母由来のβ-グルカン粒子が59.9 μg/mL、フリーのケルセチンが45.6 μg/mL、ケルセチンを担持したβ-グルカン粒子が16.3 μg/mL、ケルセチンを担持してアルギン酸で封をしたβ-グルカン粒子が28.5 μg/mLであった。同時に、細胞内における活性酸素種の発生と、DU145へのアポトーシスの誘導を観察した。