ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ハムスターに化学物質が誘発した口腔扁平上皮癌に有効性を示す、ケルセチン用量の探索

Efficacy of Different Doses of Quercetin against Chemically Induced Oral Squamous Cell Carcinoma in Hamsters

著作名:
Nadia Attia Radi
Seham Ibrahim Hallool
Hanaa Mohamed Abd Elsamia
出典:
Journal of Nature and Science of Medicine
2024
7
185-190
DOI:
10.4103/jnsm.jnsm_157_23
キーワード:
口腔扁平上皮癌
ハムスター
ケルセチン
カスパーゼ-3
動物実験
要旨:
7,12-ジメチルベンズ[a]アントラセンで惹起した口腔扁平上皮癌のモデルハムスターに、ケルセチンを投与した。ケルセチン用量として50もしくは150 mg/kgの2パターンを設定し、癌にアポトーシスを誘導する状況の違いを比較した。150 mg群のカスパーゼ-3の発現エリアは13.55%であったが、50 mg群では24.10%であった。ケルセチン非投与群では10.39%であった。