マイクロ流体デバイスを用いる、クルクミンとケルセチンを共封入したリポソームの調製プロセスの最適化
Process optimization for preparation of curcumin and quercetin co-encapsulated liposomes using microfluidic device
- 出典:
- Microfluidics and Nanofluidics
- 2024
- 28
- 55
- DOI:
- 10.1007/s10404-024-02753-9
- 要旨:
- ホスファチジルコリンとコレステロールを用いるリポソームに、クルクミンとケルセチンを共封入するに当たり、マイクロ流体デバイスにて条件を最適化した。その結果、140~160 μL/minの流速とW/O比 6:1が封入効率を最大化して、クルクミンが68±9.2%、ケルセチンが36±2.7%となった。得られたリポソームをヒト由来口腔扁平上皮癌細胞株FaDuに投与すると、アポトーシス誘導して生存率を減少した。