ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

加齢性心血管疾患における内皮機能不全を軽減するケルセチンの治療的可能性

Therapeutic Potential of Quercetin to Alleviate Endothelial Dysfunction in Age-Related Cardiovascular Diseases

著作名:
Olina Dagher
Pauline Mury
Nathalie Thorin-Trescases
Pierre Emmanuel Noly
Eric Thorin
Michel Carrier
出典:
Frontiers in Cardiovascular Medicine
2021
8
658400
DOI:
10.3389/fcvm.2021.658400
キーワード:
総説
血管内皮機能不全
ケルセチン
要旨:
血管内皮機能不全に対する、ケルセチンの改善効果とメカニズムをまとめた総説。まず、血管内皮機能不全の実態を、高血圧・動脈硬化・老化・その他循環器疾患に分けて論じる。次にケルセチンの概要として化学構造・生物学的利用率・安全性・発表論文の件数に言及する。本題では、動脈硬化・血管拡張作用・抗老化・心筋保護・間葉系幹細胞の血管内皮への移植に章分けして、ケルセチンの役割を論じる。