糖尿病性足潰瘍の治療におけるオレイン酸とケルセチンを含むナノヒドロゲルとヒアルロン酸の比較: 臨床効果に焦点を当てる
Comparative evaluation of Nano-hydrogel containing oleic acid and quercetin versus to hyaluronic acid for the treatment of diabetic foot ulcers: A Focus on clinical efficacy
- 著作名:
- Seyed Abbas Shahrtash
- Thabit Moath Omar
- Morug Salih Mahdi
- Ali M. Ali AlNuaimi
- Rouaida Kadhim A_al-hussein
- Mahmood Jasem Jawad
- Amirsasan Gorgzadeh
- Mohammad Hosseini Hooshiar
- 出典:
- African Journal of Biological Sciences
- 2024
- 6, Issue 12
- 1752-1761
- DOI:
- 10.48047/AFJBS.6.12. 2024.1752-1761
- 要旨:
- 糖尿病性足潰瘍の患者180名を対象とする、ケルセチンとオレイン酸を含むヒドロゲルの治療効果を検証した臨床研究。被験者をランダムに2群に分け、介入群90名はケルセチンとオレイン酸を含む0.2%ヒドロゲル製剤を適用し、対照群は90名は2%ヒアルロン酸を適用した。なお、1日の薬物適用量と盲検化に関する記載がない。治療1ヶ月後の時点で、介入群の64名(71.1%)と対照群の31名(34.4%)が完全に治癒した(P=0.007)。治癒に要した日数は、介入群が15.64±3.02日で対照群は23.41±2.54日であった。治療2ヶ月後の時点で、介入群90名全員が治癒し、対照群は72名(80.0%)が治癒した。