ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

酸化亜鉛-ケルセチンナノ複合体は、酸化亜鉛ナノ粒子のブドウ球菌属選択性とバイオフィルム形成阻害活性を高める

Bioconjugated zinc oxide–quercetin nanocomposite enhances the selectivity and anti-biofilm activity of ZnO nanoparticles against Staphylococcus species

著作名:
Hyemin Choi
Srimathi Raghavan
Joonho Shin
Jisung Kim
Kwang-sun Kim
出典:
Biotechnology and Bioprocess Engineering
2024
29
in press
DOI:
10.1007/s12257-024-00136-z
キーワード:
抗菌活性
ケルセチン
酸化亜鉛ナノ粒子
ブドウ球菌属
バイオフィルム
要旨:
抗菌活性を有する酸化亜鉛ナノ粒子にケルセチンを化学的に結合して、活性の増強を図った。その結果、ブドウ球菌属の抗菌活性は結合前の4~32倍に向上した。結合体は細菌膜を破壊して、バイオフィルムの形成を阻害した。また、WI-38細胞を用いる実験にて、結合体の生体適合性を明らかにした。