Bacteroides thetaiotaomicron VPI-5482を変異して、α-L-ラムノシダーゼによるルチンのイソケルシトリンへの変換効率を改善する
Improving Rutin Biotransformation Efficiency of α-L-Rhamnosidase from Bacteroides thetaiotaomicron VPI-5482 via Targeted Mutagenesis Focused on General Acid Motif
- 出典:
- Catalysts
- 2024
- 14
- 501
- DOI:
- 10.3390/catal14080501
- 要旨:
- α-L-ラムノシダーゼは、ルチンのラムノース部分を切断してイソケルシトリンに変換する酵素である。この反応の効率を向上すべく、Bacteroides thetaiotaomicron VPI-5482由来のラムノシダーゼBtRha78Aの変異を検討した。作成した4通りの変異体V338A・V338I・S340A・G341Aは、野生型に比べてルチンのコンバージョンが1.6~21.3%向上した。コンバージョンを最大化した変異体V338Aの触媒活性は、野生型の1.3倍であった。