ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

イソプレナリンが誘発する心筋線維化は、miR-223-3p/FOXO3の調節を介するオートファジーを促進して、ケルセチンが予防する

Quercetin prevents isoprenaline-induced myocardial fibrosis by promoting autophagy via regulating miR-223-3p/FOXO3

著作名:
Jiqiang Hu
Xuan Wang
Xiaoyun Cui
Wu Kuang
Dong Li
Jing Wang
出典:
Cell Cycle
2021
20
1253-1269
DOI:
10.1080/15384101.2021.1932029
キーワード:
心房細動
心筋細胞
心筋線維化
ケルセチン
miR-223-3p
ラット
動物実験
要旨:
心房細動の主原因は、心筋細胞の線維化である。心房細動のモデル細胞にケルセチンを作用させると、miR-223-3pの発現を顕著に阻害した。また、老齢ラットにβ作動薬イソプロテレノールで線維化を惹起した上でケルセチンを投与しても、心筋組織にてmiR-223-3pの発現阻害が見られた。その結果、ケルセチンが心筋細胞の線維化を改善した。