ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

臭素酸が誘発した細胞毒性および酸化ストレスにおける、ケルセチンとイソラムネチンの化学的な予防は炎症応答の調節が関与する

The Chemo-preventive Ability of Quercetin and Isorhamnetin on Bromate- induced Cytotoxicity and Oxidative Stress May Involve Modulation of the Inflammatory Response

著作名:
Tebekeme Okoko
Faith O. Robert
Tolulope O. Alade
出典:
Nigerian Journal of Biochemistry and Molecular Biology
2024
39
57-63
DOI:
10.4314/njbmb.v39i2.4
キーワード:
臭素酸
U937
生存率
ケルセチン
イソラムネチン
抗炎症作用
抗酸化作用
要旨:
臭素酸で刺激したU937細胞は、活性酸素種と一酸化窒素が上昇して、生存率が減少した。しかし、予めケルセチンもしくはイソラムネチンを投与したU937細胞では、臭素酸の悪影響を軽減した。ケルセチンとイソラムネチンは濃度依存的にIL-1β・IL-6・TNF-αを減少し、SODとカタラーゼは増大して、抗炎症作用と抗酸化作用を発揮した。