ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Ipomoea staphylina抽出物の抗ピロリ菌活性の調査: 全植物および成熟した茎におけるケルセチンの含量

Exploring the Antibacterial Activity of Ipomoea staphylina Extracts Against H. pylori: A Pharmacognostic Investigation of Whole Plant and Matured Stem with Emphasis on Quercetin Isolation

著作名:
Lakshmanan Naryanan
S. R. Suseem
出典:
Tropical Life Sciences Research
2024
35
215–242
DOI:
10.21315/tlsr2024.35.3.10
キーワード:
Ipomoea staphylina
ピロリ菌
ケルセチン
要旨:
Ipomoea staphylina (ヒルガオ科の植物)はインドの伝統療法にて胃潰瘍の治療に用いられ、最近ではピロリ菌感染症への応用が注目を集めている。Ipomoea staphylinaの成熟した茎のエタノール抽出物は、顕著な抗ピロリ菌活性を示した。重要なことに、成熟した茎には二次代謝産物であるケルセチンのレベルが上昇していた。ケルセチンはピロリ菌の膜を破壊して、アポトーシスを誘導した。