ウルトラマラソン競技における、ケルセチン摂取と血液の抗酸化能力との関係
Oral Quercetin Supplementation and Blood Oxidative Capacity in Response to Ultramarathon Competition
- 著作名:
- John C. Quindry
- Steven R. McAnulty
- Matthew B. Hudson
- Peter Hosick
- Charles Dumke
- Lisa S. McAnulty
- Dru Henson
- Jason D. Morrow
- David Nieman
- 出典:
- International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism
- 2008
- 18
- 601–616
- DOI:
- 10.1123/ijsnem.18.6.601
- 要旨:
- ウルトラマラソンの選手63名を対象とする、ケルセチンの摂取と競技における酸化ストレスとの関係を検証した臨床研究。二重盲検で実施した。被験者をランダムに2群に分け、介入群はケルセチン1000 mg/day (250 mg入りのサプリを4錠)を3週間摂取し、対照群はケルセチンが入っていないサプリを摂取した。競技会では160 km走り、完走者は介入群が18名、対照群が21名であった。ケルセチンの摂取と競技会の成績には、関係を認めなかった。血液の鉄還元能を測定して抗酸化能を評価したが、両群間で差を認めなかった。