ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはエピジェネティック制御因子を調節して、癌の前臨床モデルで細胞毒性を発揮する

Plant flavonol quercetin engenders cytotoxic effect in different pre-clinical cancer models through modulation of diverse epigenetic regulators

要旨:
エピジェネティック制御因子の調節の観点から、ケルセチンの抗癌作用のメカニズムを論じた総説。癌の部位ごとに章分けして、ケルセチンによるエピジェネティックの調節を明らかにした論文を整理する。また、ヒペロシド・クルクミン・酪酸ナトリウム・トリコスタチンAのそれぞれをケルセチンと組合せた際の相乗効果にも言及する。