フモニシンB1がセルトリ細胞に誘発した毒性の、ケルセチンによる保護効果
The Protective Effect of Quercetin against the Cytotoxicity Induced by Fumonisin B1 in Sertoli Cells
- 著作名:
- Jun Ma
- Ruixue Huang
- Huai Zhang
- Dongju Liu
- Xiaodong Dong
- Yan Xiong
- Xianrong Xiong
- Daoliang Lan
- Wei Fu
- Honghong He
- Jian Li
- Shi Yin
- 出典:
- International Journal of Molecular Sciences
- 2024
- 25
- 8764
- DOI:
- 10.3390/ijms25168764
- 要旨:
- マイコトキシンの一種であるフモニシンB1でセルトリ細胞株TM4を刺激して、生殖毒性の細胞モデルとした。ケルセチン40 μMの投与はアポトーシスを減少し、細胞機能を維持して生存率を回復した。フモニシンB1はATP・ピルビン酸・乳酸を減少して、解糖系の阻害とミトコンドリア膜電位の低下をもたらしたが、ケルセチンが改善した。ケルセチンはまた、活性酸素種を減少し、抗酸化遺伝子の発現を促進した。