ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンとイブプロフェンとの組合せは抗炎症作用を示し、関節炎ラットの腸管神経の損傷を軽減する

Quercetin and ibuprofen combination displayed anti-inflammatory effects and also extenuates the enteric neurons damage of arthritic rats

要旨:
関節炎のモデルラットは、回腸の筋層間神経叢と粘膜下神経叢が顕著に減少した。ケルセチン・イブプロフェン・両者の組合せの投与は、減少した神経叢を回復した。筋層間神経叢は、イブプロフェンの方がより良好な結果となり、組合せとイブプロフェン単独との間に差は見られなかった。一方、粘膜下神経叢に関しては組合せがそれぞれの単独投与時と比べて顕著な回復効果を示した。