ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高濃度の硫酸銅がブタ卵巣顆粒膜細胞に誘発したオートファジーとアポトーシスにおけるケルセチンの影響

Impact of Quercetin on Autophagy and Apoptosis Induced by High a concentration of CuSO4 in Porcine Ovarian Granulosa Cells

著作名:
Nannan Qi
Binbin Wang
Wenwen Xing
Mengxuan Li
Jiying Liu
出典:
Domestic Animal Endocrinology
2024
90
106881
DOI:
10.1016/j.domaniend.2024.106881
キーワード:
卵巣顆粒膜細胞
硫酸銅
ケルセチン
オートファジー
アポトーシス
要旨:
ブタ卵巣顆粒膜細胞を高濃度(200~400 μM)の硫酸銅で刺激すると、オートファジー不全を誘発し、アポトーシスが促進された。しかし、ケルセチン10 μMの共投与で逆転した。ケルセチンはP62の発現を減少し、LC3-IのLC3-IIへの変換を阻害して、オートファジーを促進した。同時にケルセチンは、硫酸銅によるアポトーシスの誘導を減少した。