ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

セルロース多孔質の微小球へのケルセチンの封入: 抗酸化作用と保存安定性の向上

Encapsulation of quercetin in cellulose porous microspheres: improving antioxidant activity and storage stability

著作名:
Tong Zhang
Hongyue Wang
Xiaoya Pan
Xindi Zhang
Caihong Shi
Xiangrong Zhang
出典:
Journal of Food Measurement and Characterization
2024
18
8233–8244
DOI:
10.1007/s11694-024-02796-0
キーワード:
セルロース多孔質微小球
ケルセチン
抗酸化作用
安定性
要旨:
セルロース多孔質微小球へ、ケルセチンを封入した。ポリビニルアルコール(0.16%)とエチルセルロース/ケルセチン(41:19 w/w)を用い、ジクロロメタン/エタノール(4:1 v/v)で撹拌して調製した。得られた微小球の粒径は150~200 μmで、走査型電子顕微鏡にて表面の多孔質構造を確認した。微小球はフリーのケルセチンと比較して、抗酸化作用と保存安定性が大幅に向上した。