非特異的ペルオキシゲナーゼの汎用性を利用して、ルチンをより可溶性で生理活性のある化合物に変換する
Exploiting UPO versatility to transform rutin in more soluble and bioactive products
- 出典:
- New Biotechnology
- 2024
- 83
- 197-204
- DOI:
- 10.1016/j.nbt.2024.08.504
- 要旨:
- ルチンの水溶性を高めるべく、非特異的ペルオキシゲナーゼによる酸化反応を検討した。ラジカル捕捉剤であるアスコルビン酸が生成物に与える影響を検討し、ヒドロキシ化されたルチン誘導体の合成法を確立した。得られた新規誘導体は、ルチンに比べて水溶性が高く、生理活性がより高まることが期待された。