大黄(Rheum palmatum)から単離した新規フラボノイド糖転移酵素の同定と触媒機能の評価
Identification and functional characterization of a new flavonoid glycosyltransferase from Rheum palmatum
- 出典:
- Chinese Herbal Medicines
- 2024
- 16
- in press
- DOI:
- 10.1016/j.chmed.2024.08.003
- 要旨:
- 大黄(Rheum palmatum)から、フラボノイド糖転移酵素RpUGT1を新規に単離した。RpUGT1の遺伝子を組込んだ大腸菌に各種フラボノイドを作用して、RpUGT1の触媒活性を評価した。なお、糖供与体にはUDP-グルコシドを用いた。RpUGT1は、イソラムネチンの3位とケンフェロールの7位にグルコースを結合して相当する配糖体に変換した。変異体の構造活性相関研究は、リジン307が活性に重要な役割であることを示唆した。