ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

スコポレチンとルチンは、マウスの条件付け場所嗜好性におけるエタノール報酬を減弱する

Scopoletin and rutin attenuate ethanol reward in mouse-conditioned place preference test

要旨:
マウスにエタノールの条件付け場所嗜好性を設定した。ルチンもしくはスコポレチン(0.05, 0.1, 0.5 mg/kg)を投与し、その1時間後に条件付け場所嗜好テストを行った。いずれの用量でも、16日目に条件付け場所嗜好性が完全に消滅した。その一方で、ルチン・スコポレチンともにマウスの歩行能力には影響がなかった。