ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

成熟した3T3-L1細胞および肥大化した3T3-L1細胞の酸化ストレスにおけるケルセチンの効果

Effect of quercetin on oxidative stress in 3T3-L1 mature and hypertrophic cells

著作名:
Melek Tunç-ata
Emine Kılıç Toprak
Gizem Akan
出典:
Pamukkale Medical Journal
2024
17
578-586
DOI:
10.31362/patd.1497658
キーワード:
脂肪細胞
3T3-L1
成熟細胞
肥大化細胞
ケルセチン
ネガティブデータ
要旨:
インスリンとグルコースを含む培地で、脂肪細胞3T3-L1を培養した。10日間の培養で3T3-L1は成熟した状態となり、18日間で肥大化した状態になった。その後、ケルセチン(80 μM)を添加して、それぞれの変化を比較した。ケルセチンは成熟した3T3-L1の総抗酸化能を増大したが、肥大化した3T3-L1では逆に低減した。酸化ストレスは、成熟細胞で変化がなく、肥大化細胞では増大した。