ケルセチンは侵害受容性疼痛および病的疼痛を軽減する: 神経生理学的メカニズムと治療の可能性
The Phytochemical, Quercetin, Attenuates Nociceptive and Pathological Pain: Neurophysiological Mechanisms and Therapeutic Potential
- 出典:
- Molecules
- 2024
- 29
- 3957
- DOI:
- 10.3390/molecules29163957
- 要旨:
- ケルセチンの鎮痛作用をまとめた総説。まず、侵害受容性疼痛と病的疼痛を概説した後、三叉神経痛の経路に言及する。本論では、侵害受容性疼痛・急性炎症性疼痛・慢性炎症性疼痛に章分けして、ケルセチンの鎮痛作用に関する分子メカニズムを論じる。最後に、口腔顔面痛への効果を述べる。