ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンによる有望な神経炎症の治療法

Exploring the therapeutic potential of quercetin: Mitigating neuroinflammation

著作名:
Rajinder Singh Kaundal
Tejasvi Pandey
Vivek Pandey
出典:
Neuroscience and Behavioral Physiology
2024
54
in press
DOI:
10.1007/s11055-024-01640-8
キーワード:
総説
神経炎症
ケルセチン
腸内細菌叢
短鎖脂肪酸
作用機序
要旨:
神経炎症におけるケルセチンの治療効果を、腸内細菌叢に焦点を当てて論じた総説。ケルセチンによる腸内細菌叢の調節が、バイオアベイラビリティ・代謝・神経炎症に与える影響を述べる。腸内細菌叢の代謝物である短鎖脂肪酸とケルセチンとの相乗的な神経炎症を軽減する事例も取上げる。よって、ケルセチンと腸内細菌叢との相互作用は、神経炎症性疾患における新たな治療戦略である。