Lactobacillus plantarumとケルセチンは複数の経路を標的として、相乗的に高尿酸血症を改善する
Lactobacillus plantarum and quercetin synergistically ameliorate hyperuricemia through targeting multiple pathways
- 出典:
- Food Science and Human Wellness
- 2024
- 13
- in press
- DOI:
- 10.26599/FSHW.2024.9250264
- 要旨:
- Lactobacillus plantarum (発酵食品に広く見られる乳酸菌)とケルセチンとの組合せは、尿酸合成に関与するキサンチンオキシダーゼとアデノシンデアミナーゼの活性を低減した。高尿酸血症のモデルマウスに組合せを投与すると、血中の尿酸・TNF-α・IL-βを顕著に低下し、腸内細菌叢におけるラクトバチルス属の相対比を増加した。組合せはまた、ケルセチンの単独投与時と比べてプリン代謝およびトリプトファン代謝を活性化した。