脂肪肝ティラピア(Oreochromis niloticus)の初代肝細胞における脂質蓄積を調節する、サルメントシンとケルセチンの作用メカニズム
Regulatory mechanism of Sarmentosin and Quercetin on lipid accumulation in primary hepatocyte of GIFT tilapia (Oreochromis niloticus) with fatty liver
- 出典:
- PLoS ONE
- 2024
- 19
- e0309976
- DOI:
- 10.1371/journal.pone.0309976
- 要旨:
- ティラピアに高脂肪食を8週間投与して脂肪肝を誘発した後、肝細胞を採取した。得られた初代肝細胞に10 μMの濃度でサルメントシンもしくはケルセチンを投与すると、蓄積した脂肪を分解した上、脂質関連の遺伝子(FAS・Leptin・SREBP-1c・SREBP2)の発現を抑制した。また、10 μMの濃度では、肝細胞の増殖に対する影響はほとんどなかった。