ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

アピゲニンおよびケルセチンを含み、フィブリノーゲン加水分解物-カラギーナン複合体を基盤とするヒドロゲルの調製と抗菌活性

Insights into the fabrication and antibacterial effect of fibrinogen hydrolysate-carrageenan loading apigenin and quercetin composite hydrogels

要旨:
フィブリノーゲン加水分解物-カラギーナン系ヒドロゲルに、0.2%のアピゲニンとケルセチンを配合した。NMRおよびIRスペクトルは、両フラボノイドがヒドロゲルとの間で水素結合・疎水基相互作用・Schiff塩基の形成で相互作用したことを示した。従って、フラボノイドの配合はヒドロゲルの構造をより強固にした。フラボノイドの配合はまた、大腸菌および黄色ブドウ球菌への抗菌活性もヒドロゲルに付与した。