炭化タングステンコバルトナノ粒子がヒト臍帯静脈内皮細胞に誘発した毒性・酸化ストレス・アポトーシスは、ケルセチンが緩和する
Quercetin has a protective impact on human umbilical vein endothelial cells against tungsten carbide cobalt nanoparticle-induced cytotoxicity, oxidative stress, apoptosis
- 出典:
- Journal of King Saud University - Science
- 2024
- 36
- 103437
- DOI:
- 10.1016/j.jksus.2024.103437
- 要旨:
- 炭化タングステンコバルトナノ粒子は濃度依存的に、ヒト臍帯静脈内皮細胞に毒性を誘発し、細胞内の活性酸素種と過酸化脂質が上昇し、ミトコンドリア膜電位が低下した。しかし、ケルセチンの投与は、活性酸素種を除去し損傷したDNAを修復して、細胞毒性とアポトーシスを逆転した。