ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

エタノールがラットに誘発した胃潰瘍における、ケルセチンとミソプロストールの保護効果

Gastroprotective Effect of Quercetin and Misoprostol in Ethanol-Induced Gastric Ulcer in Rats

著作名:
Zheen Aorahman Ahmed
出典:
Turkish Journal of Gastroenterology
2024
35
in press
DOI:
10.5152/tjg.2024.24209
キーワード:
胃潰瘍
ラット
ケルセチン
ミソプロストール
動物実験
要旨:
エタノールで惹起した胃潰瘍のモデルラットにケルセチンとミソプロストールとの組合せを投与すると、胃の病変と潰瘍指数を軽減し、pHを改善した。組合せはまた、血中の乳酸脱水素酵素を顕著に低下し、既存薬であるエソメプラゾールと同等の治療効果を示した。しかし、血中のグルタチオンの増大は組合せよりも、ケルセチンの単独投与の方が優れていた。