ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

高脂肪食に起因するマウスの心臓収縮機能障害は、ケルセチンが逆転させる: 血管新生の役割

Quercetin Reverses Cardiac Systolic Dysfunction in Mice Fed with a High-Fat Diet: Role of Angiogenesis

要旨:
高脂肪食で惹起したマウスの心不全を、ケルセチンが軽減した。高脂肪食がもたらした体重増加・心肥大・血中総コレステロールと中性脂肪の増大は、ケルセチンが正常化した。ケルセチンはまた、心筋の脂肪蓄積と線維化を予防し、左室の駆出率を改善し、酸化ストレスを軽減した。