ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ケルセチンはABCA1・LXR-α・PCSK9の発現を調節して、マウスのアテローム性動脈硬化症を改善する

Effect of Quercetin on Atherosclerosis Based on Expressions of ABCA1, LXR-α and PCSK9 in ApoE-/- Mice

著作名:
Shan-shan Li
Hui Cao
Ding-zhu Shen
Chuan Chen
San-li Xing
Fang-fang Dou
Qing-ling Jia
出典:
Chinese Journal of Integrative Medicine
2020
26
114–121
DOI:
10.1007/s11655-019-2942-9
キーワード:
アテローム性動脈硬化症
マウス
ケルセチン
ABCA1
LXR-α
PCSK9
動物実験
要旨:
高脂肪食で惹起したアテローム性動脈硬化症のモデルマウスの病変部位は、ABCA1・LXR-α・IL-10の発現が減少し、PCSK9・TNF-α・IL-6の発現が増大した。また、中性脂肪とLDLの上昇も顕著であった。ケルセチンの投与は、ABCA1・LXR-α・IL-10の発現を回復するとともに、プラークの面積を大幅に縮小した。