ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ビスフェノールFがゼブラフィッシュ(Danio rerio)に誘発した腸毒性におけるケルセチンの保護効果

Evaluation of protective efficacy of quercetin on Bisphenol F induced intestinal toxicity in zebrafish (Danio rerio)

著作名:
Shivangi Jain
Sachin Jain
Vidhi Gautam
Rakhi Vaish
Payal Jain
Anil Gattani
Simi Jain
Astha Moolchandani
出典:
International Journal of Advanced Biochemistry Research
2024
8
114-123
DOI:
10.33545/26174693.2024.v8.i7b.1457
キーワード:
ゼブラフィッシュ
ビスフェノールF
異常行動
ケルセチン
動物実験
要旨:
ビスフェノールF(100 μg/L)に21日間晒されたゼブラフィッシュは、水槽の中央線を横切る回数が減少し、不動時間が増え、明暗箱試験のスコアが悪化して行動障害を認めた。ケルセチン(50 μg/L)の投与はこれらの異常行動を改善したが、用量を75 μg/Lに増やすと効果を認めなかった。ケルセチン75 μg/Lの単独投与は、ビスフェノールFには及ばないものの、異常行動を誘発した。