ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

酸素グルコース欠乏-再酸素化に起因するH9c2心筋細胞の酸化ストレスとミトコンドリアのアポトーシスは、ERK1/2/DRP1シグナル伝達経路を調節してケルセチンが保護する

Quercetin Protects H9c2 Cardiomyocytes against Oxygen-Glucose Deprivation/Reoxygenation-Induced Oxidative Stress and Mitochondrial Apoptosis by Regulating the ERK1/2/DRP1 Signaling Pathway

著作名:
Fen Li
Dongsheng Li
Shifan Tang
Jianguang Liu
Jie Yan
Haifeng Chen
Xisheng Yan
出典:
Evidence-Based Complementary and Alternative Medicine
2021
2021
7522175
DOI:
10.1155/2021/7522175
キーワード:
心筋細胞
H9c2
酸素グルコース欠乏-再酸素化
ケルセチン
ERK1/2/DRP1
要旨:
心筋細胞株H9c2に酸素-グルコース欠乏状態から再灌流して、虚血再灌流のモデルとした。酸素-グルコース欠乏再灌流に伴う酸化ストレス・アポトーシス・ミトコンドリア不全は、40 μMのケルセチン濃度では悪化したが、10~20 μMでは軽減した。酸素-グルコース欠乏再灌流はERK1/2シグナル伝達を不活性化したが、ケルセチン濃度10~20 μMで復活した。