銀ナノ粒子とケルセチンを含む蜂の巣状のチタンインターフェースは、殺菌作用とマクロファージの再プログラミングにより、感染に起因する炎症を緩和する
Silver-quercetin-loaded honeycomb-like Ti-based interface combats infection-triggered excessive inflammation via specific bactericidal and macrophage reprogramming
- 出典:
- Bioactive Materials
- 2025
- 43
- 48-66
- DOI:
- 10.1016/j.bioactmat.2024.09.012
- 要旨:
- 多孔質チタンの表面を銀ナノ粒子とケルセチンでコーティングして、インプラント用の新規素材を開発した。銀イオンとケルセチンの同時放出で、インプラント周囲の細菌感染による炎症の防止を目的とする。銀イオンは大腸菌と黄色ブドウ球菌を死滅させ、バイオフィルムの形成を阻害した。ケルセチンはマクロファージの極性化を調節して、NF-κB経路を抑制した。