造影剤が糖尿病マウスに誘発した急性腎障害にて、ケルセチンの病態生理学的プロセスと腎保護効果を拡散テンソル画像でする
Assessment of renal pathophysiological processes and protective effect of quercetin on contrast-induced acute kidney injury in type 1 diabetic mice using diffusion tensor imaging
- 出典:
- Redox Report
- 2024
- 29
- 2398380
- DOI:
- 10.1080/13510002.2024.2398380
- 要旨:
- 糖尿病のモデルマウスに造影剤イオジキサノールを注射して急性腎障害を誘発した後の、ケルセチン投与の有無を比較した。ケルセチンは腎組織にてSIRT1の発現を増大し、Nrf 2/HO-1/SOD1シグナル伝達を活性化して、酸化ストレスを軽減した。ケルセチンはまた、急性腎障害に起因するマクロファージのM1極性化を抑制した。