ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

抗炎症および抗アポトーシス因子を介し、TLR4/NF-κBシグナル経路を調節して、イソケルセチンは心筋梗塞を改善する

Isoquercetin ameliorates myocardial infarction through anti-inflammation and anti-apoptosis factor and regulating TLR4-NF-κB signal pathway

要旨:
急性心筋梗塞のモデルラットを用いる、イソケルセチンの薬効評価。イソケルセチンは心筋梗塞のサイズを縮小し、MB型クレアチンキナーゼおよび乳酸脱水素酵素の活性を低下させ、酸化ストレス・炎症・心筋細胞のアポトーシスを阻害した。イソケルセチンはまた、血管内皮のNO合成酵素を増大させ、誘導型NO合成酵素は減少させた。メカニズムとして、TLR4/NF-κBシグナル伝達の抑制を提唱した。