ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

メトトレキサートがラットに誘発した毒性におけるケルセチンの保護効果

Protective effect of quercetin on methotrexate induced toxicity in Wistar rats

著作名:
Krunal Solanki
Jignesh Patel
Dhruv Desai
Manisha Chaudhari
出典:
International Journal of Pharmaceutical Sciences and Research
2024
15
2709-2718
DOI:
10.13040/IJPSR.0975-8232.15(9).2709-18
キーワード:
メトトレキサート
ラット
ケルセチン
肝保護
腎保護
抗酸化作用
動物実験
要旨:
メトトレキサートを投与したラットは、血中のAST・ALT・クレアチニン・尿素窒素・総アルブミンが上昇して、肝腎毒性の誘発を示唆した。血中の過酸化脂質の上昇とSODの減少も認め、酸化ストレスも顕著であった。ケルセチンの投与は用量依存的にこの様な異常を軽減して、メトトレキサートによる肝腎毒性と酸化ストレスに対抗した。