ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

糖尿病と肥満との合併症における、ケルセチンの薬効と作用機序に関する包括的な総説

Unraveling Quercetin's Potential: A Comprehensive Review of Its Properties and Mechanisms of Action, in Diabetes and Obesity Complications

要旨:
糖尿病と肥満との合併症におけるケルセチンの働きに焦点を当てた総説。In vitroに関しては、肝細胞・腎細胞・骨格筋細胞・脂肪細胞に章分けして、高濃度グルコースで刺激した糖尿病の細胞モデルにおけるケルセチンの保護作用とそのメカニズムを論じる。In vivoは、糖尿病のモデル動物におけるケルセチンの臓器保護作用を述べる。ケルセチンの薬物動態と、既存の糖尿病治療薬との相乗効果にも言及する。