ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

ダイアジノンがラットに誘発した酸化ストレスと精巣組織の損傷は、ケルセチンが軽減する

Reduction of Oxidative Stress and Testicular Tissue Damage in Wistar Rat Treated with Diazinon by Quercetin

著作名:
Ghodrat Ebadimanas
Gholamreza Najafi
出典:
Journal of Kermanshah University of Medical Sciences
2024
28
e147085
DOI:
10.5812/jkums-147085
キーワード:
ダイアジノン
ラット
ケルセチン
精巣保護
酸化ストレス
動物実験
要旨:
ダイアジノン(有機リン系殺虫剤)を投与したラットは、血液の鉄還元能力が低下して、酸化ストレスを示唆した。精巣組織はテストステロン量が低下し、マロンジアルデヒドは上昇した。ケルセチンの投与は用量依存的にこの様な異常を改善して、保護効果を発揮した。