ケルセチンはAPOEノックアウトマウスの高脂肪食誘発性アテローム性動脈硬化症を軽減する: NADPH酸化酵素の重要な役割
Quercetin attenuates high fat diet-induced atherosclerosis in apolipoprotein E knockout mice: A critical role of NADPH oxidase
- 出典:
- Food and Chemical Toxicology
- 2017
- 105
- 22-33
- DOI:
- 10.1016/j.fct.2017.03.048
- 要旨:
- モデルマウスのアテローム性動脈硬化症を、高脂肪食で惹起した。ケルセチンの投与は、病変部分を濃度依存的に緩和した。ケルセチンは、ox-LDL(酸化されたLDL)による活性酸素の生成を抑制し、NADPH酸化酵素の活性化の重要なステップ(p47phoxの膜移行)を遮断した。