ケルセチン・フラボノイド 論文・文献データベース

Box-Behnken実験計画を用いて最適化したケルセチンナノ製剤にて、アトピー性皮膚炎を緩和治療する

Box-Behnken Design Based Optimized Quercetin Nano Formulation for Palliative Treatment of Atopic Dermatitis

要旨:
Box-Behnken実験計画にてグリセロールの濃度と超音波の照射時間を最適化して、ケルセチンを含むナノグリセロソーム製剤を調製した。2,4-ジニトロクロロベンゼンで惹起したアトピー性皮膚炎のモデルマウスにナノグリセロソーム製剤を適用すると、耳の厚さと皮膚炎の重症度を顕著に改善した。ナノ製剤はまた、TNF-αを減少して抗炎症作用を発揮した。