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ルチンはマウスのSOD1凝集と神経炎症を軽減して、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を改善する

Rutin Ameliorates ALS Pathology by Reducing SOD1 Aggregation and Neuroinflammation in an SOD1-G93A Mouse Model

著作名:
Xiaoyu Du
Quanxiu Dong
Jie Zhu
Lingjie Li
Xiaolin Yu
Ruitian Liu
出典:
International Journal of Molecular Sciences
2024
25
10392
DOI:
10.3390/ijms251910392
キーワード:
筋萎縮性側索硬化症
マウス
ルチン
SOD1凝集
運動機能
抗炎症作用
動物実験
要旨:
家族性筋萎縮性側索硬化症(ALS)のモデルである、SOD1遺伝子がG93A変異したマウスにルチンを投与した。その結果、脊髄と脳幹におけるSOD1の凝集を抑制し、グリア細胞を活性化して、運動機能を大幅に改善した。ルチンはまた、脊髄中のIL-1β・IL-6・TNF-αを減少して、抗炎症作用を発揮した。